自分の頭で考える経営者

会社員からフリーランスになって実感することの一つに、上司がいないため誰からの指示も受けないということが挙げられる。会社員時代は指示を受けることがストレスになっていたという人でも、いざ指示がなくなると不安になってしまうかもしれない。フリーランスとして成功していくための心構えのヒントがここにあるのだ。
指示がないと不安という会社員用の考え方を一刻も早く捨てる必要があるだろう。自営業になったら、自分は経営者である。経営者は事業をどうしていくかを考えるのが仕事だと言っても過言ではないだろう。そのため、心構えとして自分の頭で考え、他人の指示がなくても行動するということが重要になってくるのではないだろうか。

指示がなくてもやるという対象には確定申告も含まれる。これも会社員時代は会社が年末調整で全てやってくれていたもので、考える必要がなかったのだが、自営業になればそうはいかない。事業の売上げから必要経費を引き、青色申告をしている場合はさらに65万円を控除した金額が事業所得で、ここから基礎控除や配偶者控除、社会保険料控除等の所得控除を引いて残額があれば所得税の確定申告をする義務があるのだ。慣れるまでは大変かもしれないが、事業を始めたばかりで小規模であればまだ税理士に依頼する余裕も理由もないと思うので、自分で対応するしかないだろう。こういったことにも確実に対応するのが個人事業主であり経営者なのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です