フリーランスで働いている人にとっては、毎年の所得税及び住民税における確定申告は相応に手間がかかる作業となる。
毎月一定額の収入が見込める場合など要件を満たしている場合には、あらかじめ税務署への届け出とその許可により、青色申告が可能であるから忘れずに届け出ておくことが重要である。
この青色申告ではその受けられるメリットとして、赤字の場合には翌年にその赤字を繰り越せるということが挙げられる。つまり翌年に黒字が出たとしてもその黒字分と繰り越した赤字分とを相殺することが可能ということになるのだ。
その他にも、経費として処理ができるものも多くなり、結果的に税金として納税するべき金額は減少することとなり、その分フリーランスで働いていても相応に可処分所得は増えることになる。
このようなメリットが存在する一方で、帳簿の作成などが義務付けられるなど煩雑さは増す。そのため、その帳簿類の作成、整理などについては自分で責任を持つことが極めて重要であることは言うまでもないが、専門家である税理士等にチェックしてもらうことも考慮に入れておくことがよいとされる。税理士による確定申告の手解きはこちら⇒http://finalreturn.net
このように、節税を意識した行動によって実質的な収入は大きくすることが可能であるわけであるから、そのための努力は惜しまずに行うことが重要だ。帳簿類の整理や関係書類の保管などは確かに手間ではあるが、多少の簿記の知識があれば十分に対応は可能なレベルであるだろう。